2026年 2月 07日TRAVELING FOR ART
ANTI-ACTION
東京都国立近代美術館にて企画展「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」が開催されています。
この企画展では、1950年代から60年代の日本の女性美術家による創作を「アンチ・アクション」というキーワードから見直します。
当時、日本では短期間ながら女性美術家が前衛美術の領域で大きな注目を集めました。
これを後押ししたのは、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル」と、それに応じる批評言説でした。
しかし、次いで「アクション・ペインティング」という様式概念が導入されると、女性美術家たちは如実に批評対象から外されてゆきます。
豪快さや力強さといった男性性と親密な「アクション」の概念に男性批評家たちが反応し、伝統的なジェンダー秩序の揺り戻しが生じたのです。











