ART IS LIVE

清澄白河にある東京都現代美術館にて都内の美術館では初となる開発好明氏による大規模個展「開発好明 ART IS LIVEーひとり民主主義へようこそ」が開催されています。

都内の美術館では初となる

開発好明氏はそのキャリアの最初期となる1990年代より、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーションを内包、誘発する表現活動を継続してきました。

その形態は、絵画、写真、パフォーマンス、インスタレーションの制作のみならず、日々のライフワーク、学校や地域でのワークショップ、毎年39日をアートの記念日とする「39(サンキュー)アートの日」の発案・提唱など多岐にわたります。

こうした開発好明氏の膨大かつ多彩な表現活動は、美術館での収蔵や展示が前提とされていないものも多く、その経歴を俯瞰する機会は30年以上のキャリアの中でも限られてきました。

この大規模個展では、日々の出来事や社会の変化に生身で向き合ってきた開発好明氏の作品・プロジェクトから約50点を紹介し、「ひとり民主主義」の世界に来場者を歓迎しています。

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