CANDIDA HOFER

六本木にあるギャラリー、KOTARO NUKAGAにて、ドイツ出身で現在もケルンを拠点に活動する写真家カンディダ・ヘーファーの個展「Reflections of Spaces – Spaces of Reflection 空間への反射反射の空間」が開催されています。

 

この展覧会は、カンディダ・ヘーファーにとってKOTARO NUKAGAでの初の個展となりますが、大型の写真作品は象徴的な「Library」シリーズを中心に、「場所」の概念を通じて空間における力学を露わにし、その反映による新鮮なリアリズムの視点を見るものに提示します。

カンディダ・ヘーファーのイメージは、視覚的な情報だけでなく、複雑で多層的な対話を引き起こし、空間との対話、、空間に対する思考のリフレクションを通じて、その場所が「文化的な場所」としての性格をいかに形成してきたかについて深い洞察を提供します。

政治的権力、宗教的権力、知識や芸術など、近代以降に積み上げられた文化と歴史と私たちとの関係が、思考のリフレクションを生み出し、その場所に関与するあらゆる要素を明らかにしていくのです。

KOTARO NUKAGA