CHEN WEI

六本木にあるギャラリー、オオタファインアーツにて、東京で4年ぶりとなる中国人作家チェン・ウェイの個展「Sleepless Tonight」が開催されました。

中国の80年代生まれを代表する作家として北京をベースに活動を続けるチェン・ウェイは、写真を主たる表現方法に用いて作品を発表してきました。

今年、東京都写真美術館で開催されたコレクション展『TOPコレクション 見ることの重奏』では彼の代表作である写真シリーズが展示されましたが、オオタファインアーツでは日本で初となる写真、ビデオ、LEDという異なるメディアの作品を組み合わせた展示が発表されました。

 チェン・ウェイは自身が見た実際の街の光景をスタジオにセットとして再現し、それを撮影します。

この虚と実が混ざった世界観はチェン・ウェイの作品制作にとっての核と言えるもので、この制作手法は、今回の写真作品にも踏襲されてました。

OTA FINE ARTS