DIE YOUNG,STAY PRETTY

六本木にあるギャラリー、KOTAO NUKAGA にて、現代美術家・松山智一、カルロス・ロロンのキュレーションによるグループ展「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ(Die Young, Stay Pretty)」が開催されています。

このグループ展は、帰属意識や⽂化的アイデンティティをテーマにシカゴを拠点に活動するプエルトリコにルーツを持つアーティストのカルロス・ロロンとニューヨークを拠点にリアリティをもった時代性を表現し、活躍するアーティスト、松⼭智⼀による共同キュレーションの展覧会です。

 

この2名のアーティストの根底には、⾮⻄洋の⽂脈から⽣まれる美学による「美」というものに向き合っているという共通点があります。

このグループ展では、美術の歴史上、常に検討されてきた「美(美しさ)」という概念とその概念が内包する多⾯性、そして美は普遍的ではないということついての松山智一とカルロス・ロロンの対話の積み重ねから企画された展覧会です。

2人の呼びかけにより、フーマ・ババ、セイヤー・ゴメス、カンディダ・ヘーファー、桑田卓郎、ジョエル・メスラー、マリリン・ミンター、エルヴィン・ヴルム、そしてカルロス・ロロンと松山智一といった国際的に活躍する9名のアーティストの作品が展示されています。

KOTARO NUKAGA