DON'T BE EVIL

目黒不動にあるLEESAYAギャラリーにて、ヌケメの展覧会「Don't Be Evil(邪悪になるな)」が開催されました。

LEESAYAギャラリーでの2度目の個展となるこの展覧会では、従来のグリッチ刺繍の作品群に加え、平面作品へ展開したユニークピースも新たに発表されました。

展覧会タイトルの「Don't Be Evil(邪悪になるな)」はアメリカの企業であるGoogleの企業行動規範のモットーとして創業以来掲げられていた一節です。

彼の代表作であるグリッチ刺繍作品は、コンピューターミシン用の刺繍データのバイナリ(2進数化された情報)を書き換え、針の動きに直接グリッチ(Glitch)を起こさせる作品です。

グリッチとは、データや機器の破損、もしくは、破損しているが再生可能なデータの状態のことを意味します。

意図的にデータを破損させ、破損した状態を出力することで見慣れたイメージやロゴは鑑賞者に認識のバグを起こすのです。

LEESAYA