FARWELL SAVANE

六本木にあるギャラリー、KOTARO NUKAGAにて1218日まで、フランス人アーティスト、ソワマドゥ・イブラヒムの個展「Farewell Savane」が開催されました。

日本国内で初開催のこの展覧会には大小様々な大きさの新作ペインティング21点が展示されました。

ソワマドゥ・イブラヒムは1989年フランス生まれで現在はロンドンを拠点に活動しています。

 

アフリカ大陸東南部のマダガスカル島とモザンビークの間にある、コモロ諸島最大の島、ンジャジジャ島で10歳まで過ごしたソワマドゥ・イブラヒムは小さな島での生活で社会経済学的な視点からのコミュニティ連携の強さ、複雑な人種問題への眼差しを培いました。

 

フランスで生まれ、親戚が今も暮らすコモロ諸島から遠く離れたフランスで10歳以降を過ごした経験から、アフリカに根ざした自身のルーツの寄りどころのなさが制作のベースになっています。

KOTARO NUKAGA