GIDEON RUBIN

神宮前にあるギャラリー、MAHO KUBOTA GALLERYにてギデオン・ルービンの個展「The Last Day of Summer」が開催されました。

ギデオン・ルービンの日本では初めての個展となるこの展覧会では11点の新作ペインティングが展示されました。

リネンのキャンバスに描かれるギデオン・ルービンの絵画はごく限られた絵画的言語で描かれているため鑑賞者は細部に惑わされることなくまずは絵画の全体を俯瞰してしまいます。

そして目は無意識のうちに光のあるところを探して絵画が放つ独特の仄かで深い洗練された魅力に気が付かされます。

 

これらの大小様々な大きさの11点の最新作は、タデウシュ・コンヴィツキ監督によるポーランド映画の代表作「夏の最後の日」からインスピレーションを得ているそうです。

ギデオン・ルービンは映画の中の瞑想的なシーンを絵具で再解釈し、モノクロ映画のシーンを絵画的なカラーの世界に生まれ変わらせています。

MAHO KUBOTA GALLERY