GYRE

原宿にあるGALLERY GYREにて企画展「世界の終わりと環境世界」が開催されました。

草間彌生、アニッシュ・カプーア、大小島真木、AKI INOMATAらの作品を通して未来へと問いかけるこの企画展では私たちは全て異なる「環境世界」に生きているということへの認識に到達できるかを問いかけます。

核の脅威、地政学的緊張、環境破壊、地球温暖化など「世界の終わり」は今や宗教的な預言でも科学的な予測でもなく今ここにあり身体的に知覚され経験するようなカテゴリーとなりました。

この企画展では「世界の終わり」まで生き延びるのではなく、共に生きるために、社会的、人間的なものの交差する地点に現れる破局的な主題と対峙し、現代の諸概念を根源的に問い直しています。

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