2024年 6月 10日
HIROKO KUBO
銀座にあるポーラミュージアムアネックスにて久保寛子の作品展「鉄骨のゴッデス」が開催されています。
1987年広島県生まれの久保寛子はテキサスクリスチャン大学美術修士課程を修了しました。
久保寛子は先史芸術や民族芸術、文化人類学の学説リサーチをベースに、彫刻作品を制作します。
作品の制作に用いられるのは工事現場で見かけるようなブルーシート、鉄、コンクリートなどのの素材です。
それらを用いて農耕や偶像などをテーマに神像や土器、巨大なモニュメントなど古来日常にあった祈りの形を現代に置き換えた彫刻作品を作り出します。
この展覧会でもブルーシートで作られた土器群やコンクリートで作られた魔除けなどが、暴風ネットで作られた新作の「鉄骨のゴッデス」と共に展示されています。