2026年 8月 28日TRAVELING FOR ART
HIROSHI SUGIMOTO
東京国立近代美術館にて日本の現代アートを代表する作家の一人である杉本博司の展覧会「絶滅写真」が開催されています。
写真作品で知られることの多い杉本博司は実に様々な領域で活動する現代美術作家です。
小田原文化財団 江之浦測候所をはじめ建築分野でも活躍し、日本の古典芸能など舞台芸術の演出では国内のみならずヨーロッパ数都市やニューヨークにも進出しています。
その活動分野は書、陶芸、和歌、料理と多岐にわたっています。
そのように多才な杉本博司の芸術の原点は銀塩写真(ゼラチン・シルバー・プリント)にあります。
明確なコンセプトに基づく、独自の表現による作品はまた、銀塩写真の技術としても頂点を極めるものであり、写真がデジタルに置き換わった今、その技法は今やまさに「絶滅が危惧される」ものとなりました。
この展覧会では1970年代後半の杉本博司の初期から現在に至る銀塩写真約60点が展示されています。







