JOSE PARLA

六本木にあるギャラリー、KOTARO NUKAGAにて、ニューヨークを拠点に国際的に活躍するアーティスト、ホセ・パルラの個展「Home Away from Home」が開催されています。

この展覧会は銀座にあるポーラ ミュージアム アネックスでも同時開催されていますが二会場ではそれぞれ「日本」という共通のキーワードを通して、ポーラ ミュージアム アネックスではこれまでの重要作品を中心に展示し、KOTARO NUKAGAでは新作絵画を提示する構成となっています。

1973年、マイアミ生まれのホセ・パルラは、アメリカ、プエルトリコ、キューバといった多様な移民文化に囲まれて育ちました。

そうした環境は、都市生活や芸術に対する理解に深く影響を与え、作品に大きなインスピレーションをもたらしてきました。

独特のカリグラフィーと、幾層にも塗り重ねられた絵肌に特徴付けられる作品は、都市の壁に残された記憶や痕跡を想起させると同時に、自身の経験が色濃く重ね合わせられています。

ホセ・パルラは1999年から幾度も日本を訪れており、日本の風土や文化様式からも多大な影響を受けてきました。

KOTARO NUKAGA