2025年 7月 10日TRAVELING FOR ART
YUKO ONO
六本木にある小山登美夫ギャラリー六本木と天王洲にある小山登美夫ギャラリーにてオノ・ヨーコ展「A statue was here 一つの像がここにあった」が同時開催にて開催されました。
オノ・ヨーコは、70年以上にわたるキャリアを通して、アート界のみならず社会的にも影響を及ぼしてきました。
インストラクション、オブジェ、映画、音楽、パフォーマンスからインスタレーションまで、その多様で革新的な表現は、鑑賞者の想像力と行為をひきおこしてきました。
オノ・ヨーコの作品は詩的な美しさをもたらし、日常のものや精神を因習的な概念から解放し、人間同士の関わりの重要性を強調しています。
オノ・ヨーコにとって小山登美夫ギャラリーでの9年ぶり3度目の個展となったこの展覧会は、スタジオ・ディレクターのコナー・モナハン氏のキュレーションで実現しました。
小山登美夫ギャラリー六本木では、白と透明色の、アクリルと既製品を組み合わせた作品に焦点をあてます。
オノ・ヨーコはそれらの作品を「コンセプチュアル・オブジェクト」と呼んでおり、そのうちの数点は1966年ロンドンのインディカ・ギャラリーでの個展、および翌年1967年リッソン・ギャラリーでの個展で最初に発表されました。
小山登美夫ギャラリー天王洲では、来場者が絵を描き加えて完成するという参加型のパフォーマンスを促す鑑賞型作品、「Wrapping Piece」、「Draw Circle Painting」が展示されました。