KAZUO UMEZU

六本木にある東京シティビューにて3月25日まで漫画家、楳図かずおの展覧会「楳図かずお大美術展」が開催されています。

楳図かずおは漫画家としての長いキャリアの中で漫画史に名を刻むような傑作漫画を数多く傑出したしました。

その作品には漫画という既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観、幻視的なビジョンを至るところに見ることができます。
この展覧会ではそんな奇才、楳図かずおの「比類なき芸術性」に焦点を当てるとともに、気鋭のアーティスト達に「楳図かずおの世界」を表現してもらうというかつてない斬新な内容の展覧会です。
展覧会の最大の見どころは、楳図かずおが27年ぶり発表する新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』 ですが、この初公開の作品の制作には4年の期間を費やされました。

アーティストとしての楳図かずおはどうやって生まれたのか、また作品を通じて何を伝えようとしているのかなど漫画家の枠に収まらないアーティストとしての楳図かずおの「大美術」となっています。

TOKYO CITY VIEW