2026年 10月 23日
KENGO NAKAMURA
東銀座にあるメグミオギタギャラリーにて、中村ケンゴ個展「かたちのことば、絵のこころ。」が開催されました。
中村ケンゴは1969年大阪に生まれ、多摩美術大学・大学院にて日本画を専攻、以後東京を拠点に活動しています。
Eメールで使われる顔文字、マンガの吹き出しやキャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するモチーフや、美術史上のさまざまなイメージを用いたユニークな絵画を制作してきました。
おもちゃ箱に印刷されていたカエルのイラストを引用した「ジャパニーズ・フロッグ」や、Eメールなどで用いられる日本の顔文字を解体・再構成した「心文一致」など、サンプリングやリミックスといった現代的な手法を、和紙に岩絵具で描く伝統的な日本画の技法と融合させることで、モダニズムにおいて絶対視されてきたオリジナリティの価値を問い直す作品を発表してきました。
近年は、日本画という概念そのものを問い直すなかで、東アジアと近代美術との関係への関心を深めています。
そうした思索のなかから生まれたのが、ここ数年取り組んできた新シリーズ「ひらがな ぺいんてぃんぐ」です。
最近のいくつかの展覧会で発表を重ねてきたシリーズですが、東京では7年半ぶりとなる個展は、その集大成となりました。





