2024年 12月 07日TRAVELING FOR ART
LIM SOKCHANLINA
六本木にあるnca | nichido contemporary art にて、カンボジア出身のアーティスト、リム・ソクチャンリナによる新作個展、「水のエレメント – トンレサップ湖は浮いている」が開催されました。
リム・ソクチャンリナは現代のカンボジアにおける政治や経済、環境、文化的変化やその問題に焦点をあて、写真、映像、パフォーマンスなど多様な手法を用いて作品に表しています。
「水のエレメント – トンレサップ湖は浮いている」は、リムが近年の気候変動問題をテーマにしたプロジェクトのひとつで、2011年に初めてカンボジアのシェムリアップ市から35km離れたトンレサップ湖畔のコンポンプルック漁村に訪れて以降、毎年訪れ、村民と共同生活をしながらリサーチを重ねて完成した最新作のシリーズです。
この展覧会では映像インスタレーションとスライドショー、写真作品13点が発表されました。