MINATO MARI

天王洲アイルにあるギャラリー、SOKYO ATSUMI にて、10月28日までパリ在住の美術家 湊茉莉の個展「あはうみのつちときおく、だ いちとのたいわ」が開催されています。

昨年から今年にかけて湊茉莉が滋賀県立陶芸の森にて滞在制作した 31 枚の陶板からなる大作を中心に、パリで描かれた絵画作品も交えたインスタ レーションが展示されています。

湊茉莉は即興性を感じさせる筆致と、鮮やかな色彩によるペインティングで知られていますが、国内外の公共施設や劇場の壁画制作をするなど、空間を大胆に活かした作品を発表しています。 

パリを中心に、日本を含む世界の文化をリサーチしながら滞在制作に取り組んでいますが、最近では、2019年、銀座エルメスでの国内初個展となった「うつろひ、たゆたひといとなみ」や、2021年に京都市京セラ美術館で開催した個展「はるかなるながれ、ちそうたどりて」も話題となりました。

SOKYO ATSUMI