EMOTIONAL ASIA

福岡にある福岡アジア美術館にて宮津大輔コレクションと福岡アジア美術館の所蔵作品による企画展「エモーショナル・アジア」が開催されています。

1990年代以降、グローバル化と経済発展の波の中で、国際的に活躍するアジアのアーティストが続々と登場し、アジアのアートは現代における世界的な潮流のひとつとなりました。

この展覧会は、1990年代から国内外の現代アートを蒐集し、現在では日本のトップコレクターのひとりとして知られる宮津大輔氏のコレクションと福岡アジア美術館の所蔵作品を組み合わせることにより、現代のアジアの姿を映した東アジア、東南アジア地域の45作家の作品を紹介する初めての展覧会です。

展覧会は「ここで生きる私/Life」「私の身体をおおうもの/Body」「私が私であること/Identity」「私たちの現在(いま)、そして過去から未来へ/History」という4つの章で構成されています。

現代の揺れ動く日々を生き、そこから生まれる感情や情動を鮮やかに捉えたアジアのアートには、今を生きる私たちの姿が鏡のように写しだされます。

FUKUOKA ASIA MUSEUM