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下北沢アーツにて、後藤瑞穂個展「soap , ruler」が開催されています。

後藤瑞穂は2001年東京都生まれ、2023年女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻卒業して、2026年女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻洋画研究領域を修了しました。

2023年IDEMITSU Art Award 2023 学生特別賞受賞、近年多くの展示に参加する注目の若手作家です。
後藤瑞穂の制作は長年関心を寄せているホロコーストやその他の戦争、暴力や差別に関わる歴史的な事象のリサーチに基づきます。

自らが重い肺の病を患い肺移植を受けた経験から、階段を登れないような息苦しさや鉛のように重い身体の感覚を虐げられてきた人々のそれと重ね合わせるように深く寄り添います。

そしてその作品背景とは裏腹に後藤瑞穂の絵画はアボカド、定規、石鹸など身近なモチーフを使い、敢えてさらりとした軽さを感じさせます。

そこには人類の負の歴史として重く扱うのではなく、現在の私たちの身の回りにも続いている事柄として目を逸らさずに向き合う後藤瑞穂の信念があります。

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