2021年 3月 25日TRAVELING FOR ART
MIZUMA ART GALLERY
市ヶ谷にあるMizuma Art GALLERYで堀浩哉の展覧会「触れながら開いている」が3月27日まで開催されています。
コロナ禍の自粛の中で自問の日々を送っていた堀浩哉は自分に残された時間も限りあるということなどを意識ながら改めて作業場を見渡しました。
そこにあった大量の「もの」達と対峙する中で甦ったのは膨大な「線」を刻んできた「時間」の「記憶」だったといいます。
自粛の期間を自己確認の機会とした作家が心の深層に強く残った「触覚」を感じた中でその「触覚」を確かな手掛かりに再構築された表現の作品は見応えある展示となっています。