NEW GALLERY IN GINZA

東銀座にフランスのサンテティエンヌを拠点にする現代アートギャラリー「Ceysson & Bénétière(セイソン&ベネティエール)」ギャラリースペースをオープンしました。

こけら落としの展覧会はセイソン&ベネティエールギャラリーが2006年のギャラリー開設時から注力している、1970年代にフランスで結成された芸術家グループ、「Supports/Surfaces・シュポール/シュルファス」です。

美術史家として美術館の作品購入のアドバイスもしていたフランソワ・セイソンの父、ベルナール・セイソンのアーティストとのネットワークや知見をもとに、シュポール/シュルファスのアーティストに注目してきました。

シュポール/シュルファスは、批評家や美術史家によって名づけられた運動というよりも、美術表現のあり方や、既成概念にとらわれない展示のあり方を模索しながら、実践してきたアーティストたちの集まりでした。

1970年にパリ市立近代美術館で開催された展覧会のタイトルとして、メンバーのひとり、ヴァンサン・ビウレスによって名づけられました。

銀座位に新しくオープンしたこの広々とした空間で今後どのようなアート作品の展覧会が開催されるか楽しみなギャラリーの誕生です。

Ceysson & Bénétière