PAPER PEOPLE

渋谷パルコのパルコミュージアムにて10月3日までフランス人アーティスト、ジャン・ジュリアンによる展覧会「PAPER PEOPLE 」が開催されていました。

1983年フランスのジャン・ジュリアンは、2008年にロンドンのセントラル・セントマーチンズを卒業したあと2010年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて修士号を取得、イラストレーターとしてNew York TimesやVogueなど様々なクライアントに作品を提供してきました。

アーティストとしてペインティング作品の制作も精力的に行っており、これまでサンフランシスコ、ロンドン、ベルリン、シンガポールなど世界各地で展覧会を行っています。 

今回の企画展、「PAPER PEOPLE」は、ペラペラの紙状のアーティストが、創作活動を行う様相を表したインスタレーション形式の展覧会となっています。

コミカルでユーモアに満ちたその感性を会場内に散りばめつつ、絵画作品は何気ない日常の素晴らしさを表した美しい情景を描き出します。

故郷ブルターニュの美しい海、風に揺られる麦畑、魚や動物などの生き物たち、庭から見える何気なく美しい風景、子供のオモチャたち。

そうしたジュリアンの描く作品の1点1点から、みずみずしいストーリーを読み解くことができる展覧会となっていました。

 

PARCO MUSEUM