SEEING LIKE A PLANET

天王洲にあるギャラリー、ANOMALYにて、ギャラリーアーティストと、普段から交流のあるゲストアーティストによるグループ展「惑星のように見る」が開催されています。

インターネットやソーシャルメディアの発達により、私たちの世界はますます「小さく」なり、常に接続された状態が、日常生活を格段に便利にしました。

また、GPSなどの位置情報技術の普及により、地球上のどこにいても、高精度な情報を手に入れることが可能となりました。

しかしその一方で、こうしたテクノロジーの発展は、知識や権力の集中を加速させ、社会の分断も生んでいます。

また、人間中心主義や経済成長至上主義を助長し、気候変動や地殻変動といった地球規模で起こる長期的な自然の変化から私たちの注意を逸らし、戦争、政治的混乱、環境破壊、生物多様性の喪失など、世界各地で深刻な問題を引き起こす一因ともなっています。

このグループ展では、現代社会における加速度的な変化の中で見過ごされがちな事象や関係性に目を向け直し、⼈間/⾮⼈間や⽂化/⾃然の⼆項対⽴を超えた「⽣」の新たなビジョンの模索や、現在と異なるスケールの時間/空間の想像を可能にし、わたしたちに現実世界を再び鮮やかに感じさせてくれるアーティストたちの視点を通じて、世界を、あらためて「惑星のように見る」ことを試みます。

ANOMALY