SHO SHIMIZU & NAO YOSHIMURA

六本木にあるCLEAR GALLERYにて東京芸術大学油画専攻在籍の作家、吉村直と清水笙による2人展「千年か二千年」が開催されました。

吉村直は日本語や写真をアクリル板、鉄板、 紙、 キャンバスといったマルチメディアな支持体に描き、一次伝達が容易な絵画を生み出します。

しかしその明快な絵画の奥には、 吉村直の言語、画像の選択があり、 多くの歴史・文化背景により四次元的な間を持っています。

清水笙は絵画、木彫、写真を組み合わせたインスタレーションでひとつの風景を作り上げます。

風景は数十年では不動不変のモチーフですが、様々な変化を加え動き続ける清水笙の風景は、原風景の純粋な模索にも見えます。

CLEAR GALLERY