SIMPLE FORM

神楽坂にあるギャラリーMaki Fine Artsにて末永史尚、佐藤克久、吉野もも 、木下理子の4名の作家によるグループ展「Simple Form」が開催されています。

末永史尚は、日常見ているものや、展示空間に関わるものからピックアップした視覚的トピックをもとに絵画・立体作品を制作しています。

佐藤克久は、絵画という制度、形式を題材として、遊び心やユーモアを織り込みながら、色彩と形態の関係性を探求しています。

吉野ももは、視覚的なしかけを利用した作品を制作しますが、二次元の絵がまわりの環境と干渉しあい、非日常的な異空間を発生させます。

木下理子は、暮らしのなかで見落とされる些細な事柄を感知するための手がかりとして、作家のコントロールの及ばない重力、風、湿度、日光などにより、形や見え方が様々に変化する作品を「ドローイング」と呼び、環境や世界を知る「知覚装置」としての作品群を展開しています。

手法の異なる作家たちがシンプルな形に込める豊かな表現を見ることのできる興味深いグループ展となっています。

MAKI FINE ARTS