SPOT

下北沢アーツにて、佐藤絵莉香と福原優太による2人展「SPOT」が開催されました。

共に2020年武蔵野美術大学油絵専攻卒業の同級生である佐藤絵莉香と福原優太は在学中から互いの作品を観て、語り、影響し合って来ました。

卒業し、2人共作家として活動を始めた後も現在までお互いに切磋琢磨し創作活動を高めています。

この2人展を開催するに当たり、改めて2人の作品や制作過程を振り返ると共通点として「場所」というキーワードが浮かび上がりました。

佐藤絵莉香はある場所とそこから生じる心の動きや自らの記憶と紐付け絵画上で再構築し、風景に混じり合うように生き物を重ねます。

福原優太は日常的な移動中の風景に惹かれ、その印象を基に記憶の中の風景を描き出します。

今までは、無題が多かった作品タイトルにも具体的な場所を挙げ、より特定の場所にフォーカスした作品となりました。

SHIMOKITAZAWA ARTS