2026年 4月 23日TRAVELING FOR ART
STEFAN BRUGGEMANN
六本木にあるギャラリー、KOTARO NUKAGAにて、ステファン・ブルッゲマンによる個展「Extreme Words (Works on Paper)」が開催されています。
この展覧会は、ステファン・ブルッゲマンの近作ドローイングシリーズを日本で初めて総合的に紹介する展覧会です。
展示される30点余りのドローイングはロンドン、イビサ、メキシコシティの三つのスタジオで制作され、白や様々な色のA4サイズの紙の上にグラファイト、オイルスティック、油性マーカー、メタリックマーカーを用いて描かれたものであり、絵画のための準備的スケッチではなく、絵画の「その後」として――思考の残滓、衝動、感覚の痕跡が解き放たれる場として機能します。
1975年メキシコシティ生まれのステファン・ブルッゲマンは、ネオン、ヴィニールレタリング、金箔、スプレーペイントなど多様な素材を横断しながら、言語とイメージの関係を問い続けてきました。
ポスト構造主義、脱構築、ニヒリズムの思想を背景に、彼自身が「コンセプチュアル・ポップ」と呼ぶ方法論によって、現代社会におけるテキストの氾濫と意味の空洞化を鋭く浮かび上がらせてきました。
パリのポンピドゥー・センター、メキシコ国立美術館をはじめとする世界各地の主要な美術館で作品を発表してきたブルッゲマンが、この展覧会で見せるのは、大規模なインスタレーションとは対照的な、一枚の紙の上での極限的な実践です。





KOTARO NUKAGA
