TOEKO TATSUNO

天王洲にあるギャラリー、ANOMALYにて、辰野登恵子の展覧会が開催されました。
辰野登恵子が亡くなった2014年から10年がたちますが、今なお多くの関連展示が開催、予定されています。

この展覧会は、1994年に制作された大型のキャンバス作品を軸として構成されました。

「ブルーは自分の色」とインタビューで語っているように、青は辰野登恵子にとって特別な色でした。

この青を用いたキャンバス作品とともに1970年代の初期作品から晩年の2011-2012年にパリの版画工房IDEMで滞在制作したリトグラフを含め、辰野登恵子の仕事にとって重要な役割を担っていた様々な版種と時代の版画作品が展示されました。

ANOMALY