TAKASHI HINODA

有楽町にあるCADANのギャラリースペースにて8月15日までimura art galleryによる日野田崇の個展「膨らむ手色形楽」が開催されていました。

「手色形楽」という言葉は美術や工芸とは異なる色やかたちそのものの価値をもう一度見つめるという試みであり日野田独自の概念です。

今回の個展ではこの概念に基づいて制作された新作4点と近作がカッティングシートで装飾された空間に展示されています。

素材に土を用いた陶芸作品ですが独特な有機的フォルムに描かれた二次元的な表現は空間内で発展し互いに関係しながら拡張するような強い存在感を放ってるのです。

imura art gallery