2025年 12月 07日
YASUYUKI NISHIO
天王洲アイルにあるギャラリー、ANOMALYにて西尾康之展「REM」が開催されています。
実に9年ぶりのとなるこの個展のテーマ「コンパクト化」は、位相幾何学の概念に由来します。
位相空間がコンパクトであるとは、所定の性質を満たす解の集合の構造として、より「性質の良い」空間を意味します。
あるものが成立する時、SはXを被覆し、連続体として閉じた風船状に存在する場合や、Sの元がすべて開集合である場合には開被覆として壺状の構造を成す、と西尾康之は説明します。
こうした抽象的な概念を、作家は素材として身近な、環境問題の主役でもある「ビニール」という薄い皮膜に置き換え、具体的な造形表現としています。






