2025年 12月 08日TRAVELING FOR ART
REINA MIKABE
Yutaka Kikutake Gallery Roppongiにて、三瓶玲奈の個展「Between Dimensions」が開催されています。
三瓶玲奈は、知覚とイメージの問題を、線や色、光といった要素を通じて探究してきました。
この展覧会の作品では「抽象」という新たな視座をめぐる実践を展開しています。
「Between Dimensions」というタイトルには、三次元空間から絵画領域である二次元への移行、さらにはその過程において明らかとなる現象の本質や差異を、抽象という形式を介して構造化することへの問題意識が現れています。
新作を中心とするこの展覧会の作品群は、重力、光、そして距離感といった新たな主題を軸に描かれました。
この展覧会における三瓶玲奈の取り組みは、二十世紀初頭のバウハウスをはじめとする前衛的表現を起点とし、様々な発展を経て現代へと至る「抽象絵画」について、歴史的観点を含む地平から自身の絵画を問い直す試みでもあるのです。





