ANDREW WYETH

上野にある東京都美術館にて20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエス展覧会が開催されました。

アンドリュー・ワイエスは、第二次世界大戦後に脚光を浴びたアメリカ抽象表現主義、ネオ・ダダ、ポップアートといった動向から距離を置き、ひたすら自分の身近な人々と風景を描き続けました。

その作品は眼前にある情景の単なる再現描写にとどまるものではなく、作家自身の精神世界が反映されたものとなっています。

彼の作品には、窓やドアなど、ある種の境界を示すモティーフが数多く描かれます。

境界は、西洋絵画史のなかで古くから取り上げられてきたテーマですが、アンドリュー・ワイエスにとってはより私的な世界との繋がり、あるいは境目として機能しています。

この展覧会は、その境界の表現に着目して、アンドリュー・ワイエスが描いた世界を見ていくという趣向の展覧会でした。

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