ASAMI KIYOKAWA

天王洲アイルにあるMAKI Galleryにて、日本人アーティスト清川あさみによる個展「神話の糸」が開催されました。

この展覧会は2024年夏に鹿児島県・霧島アートの森にて開催された清川あさみの特別企画展「ミスティック・ウィーヴ：神話を縫う」を引き継ぎながら、過去から未来へと続く人類の物語を自然と都市、伝統とテクノロジーの交差点で紡ぎ直す試みとなりました。

清川あさみのアーティストとしての活動は、個人の内面や感情を描いた初期の作品から、社会全体や地球規模のテーマを扱う現在の作品へと大きな変化を遂げてきました。

しかし、その根底にある「人間の本質に問いを投げかける」という姿勢は一貫しています。

清川あさみは自然と都市、伝統とテクノロジー、個人と社会といったテーマに対して、これまでにない視点で考えるきっかけを生み出したいと強く願います。

そんな清川あさみが神話の世界に鑑賞者を誘い、新たな時代の価値観をともに探ろうとする展覧会となりました。

MAKI GALLERY