2026年 7月 17日TRAVELING FOR ART
DONALD JUDD
神宮前にあるワタリウム美術館にて20世紀を代表するアーティストとして知られるドナルド・ジャッドの展覧会、「ジャッド|マーファ展」が開催されました。
ドナルド・ジャッドは、1970年代にニューヨークを離れ、メキシコにほど近いテキサス州の町マーファに移り住見ました。
そこで彼は町に残る建物を、生活の場、制作の場として作り変え、さらに自身の作品やダン・フレイヴィン、ジョン・チェンバレン、イリヤ・カバコフなどの作家の作品の恒久的な展示スペースを作るためチナティ財団を設立します。
こうしてドナルド・ジャッドが追求し続けた一つ一つの空間は、半世紀の時を経た今も、意図したままの姿でマーファにあり続けているのです。
この展覧会では1950年代に制作された初期の絵画作品、1960~90年代の立体作品に加え、ジャッドがマーファに残した空間について、ドローイング、図面、映像、資料を通して紹介されました。
これらの作品や資料を通して、展示を「その場限りのパフォーマンスにしてはならない」という、アートと展示がもつ完全性に対するドナルド・ジャッドの強い信念を発見することが出来ました。






