GREGOR SCHNEIDER

六本木にあるワコウ・ワークス・オブ・アートにてドイツ人作家、グレゴール・シュナイダーの写真作が展示されました。

1969年にメンヒェングラートバッハ地方の都市ライトで生まれ、現在も同地域で活動を続けるグレゴール・シュナイダーは、閉ざされた空間への尽きない興味を契機として制作を行なっています。

室内の大掛かりな改変を制作に用い、時空の接続や断絶を想起させる数々の空間インスタレーションを発表しています。

その作品は美術館や広場などの歴史や公共性のある構造物を主な舞台とし、空間の変容や外部との遮断を持ちかける手法を特徴としています。

プロジェクトと共に制作される写真やビデオ作品は単なるドキュメンタリーではなく、「時間は過去から未来へと蓄積される」と考えるグレゴール・シュナイダーの思考と密接な関係にあります。

グレゴール・シュナイダーはドイツを代表する現代美術作家として、毎年各国の美術展で作品を展示しています。

WAKO WORKS OF ART