2021年 2月 02日TRAVELING FOR ART
islands
六本木にあるOTA FINE ARTSにて立体作品やドローイングの小作品などを集めたグループ展「islands」が開催されています。
東アジアをベースに待つ作家たちの作品はお互いに近い距離にいながらそれぞれに独自の文化圏を持つ群島のような特徴を持っています。
まず、アキラ・ハスラーのカヌーに乗った人々のモビール作品が会場の中心空間を埋め尽くします。
壁面には半田真規のドローイング、さわひらきのインスタレーションのためのスケッチ、竹川宣彰とダン・ディシンのドローイング、樫木和子の幻想的なドローイング、照屋勇賢の巧みな切り込みの立体作品などが展示されています。
それぞれの作家の独特の感性と表現力が渦巻く展示空間はパワーに満ち溢れているようです。
ギャラリーの真ん中にある空間を埋め尽くすアキラ・ハスラーのカヌーに乗った人々のモビール作品。
照屋勇賢はファーストフード店や有名ブランドの紙袋から見事な造形を切り出して表現します。
面白い色使いや形、無数の生き物のような世界が広がる半田真規の作品。
竹川宣彰とダン・ディシンのドローイングやペインティングも個性的で独特な才能を感じます。
グループ展では様々な表現の作家が一同に集まって展示されるので作品同士の相互関係も楽しめる空間になります。