JADE FADOJUTIMI

タカ・イシイギャラリーは、六本木および京橋の両ギャラリーにてジャデ・ファドジュティミの個展を同時開催しました。

ジャデ・ファドジュティミはこの秋、その制作拠点を東京へと移しました。

タカ・イシイギャラリーでの3回目の個展となるこの展覧会では、彼女に大きな影響を与え続けている日本で描かれた大型ペインティング作品群に加え、初公開となるサウンドスケープ・インスタレーション作品が発表されました。

ジャデ・ファドジュティミの絵画の大きな特徴は、躍動的な筆致で描かれる豊かで印象的な色彩にあります。

流れるようなストロークで油絵具を幾重にも重ねることで、色とかたちが動的に融合する一方、塗り重ねた絵具を拭き取ることで、隠れていた色の層を露わにします。

湿り気を帯びたこれらの表面の上に、素早く繊細なオイルパステルやオイルバーの線が加えられることで、作品にさらなるエネルギーとリズムが吹き込まれます。

ジャデ・ファドジュティミは敏感に揺れ動く自身の情動や感情を色彩へと変換し、キャンバスへと託すのです。

TAKA ISHII GALLERY