JEAN-PHILIPPE DELHOMME

六本木にあるペロタン東京にて、フランス人アーティストのジャン・フィリップ・デロームの個展が開催されています。

ペロタン東京初となるこの展覧会では、パリのアトリエで古典的なポーズをとったモデルたちを描いた一連の新作肖像画と花の絵が発表されました。

 ジャン・フィリップ・デロームの絵画プラクティスは、写真を介することなく被写体を直に観察するもので、現代の多くの「フィギュラティヴ」な絵画とは一線を画したリプレゼンテーショナルな絵画といえるでしょう。

リプレゼンテーショナルとは現実に代わるイメージや像を「目の前にもたらす」ことを意味しますが、ジャン・フィリップ・デロームの描き出す世界はまさにリプレゼンテーショナルそのものと言えるでしょう。

PERROTIN TOKYO