MAGICIANS ENCOUNTER

三越伊勢丹は1907年に三越が「美術部」を創設して以来、百十余年に渡り、美術品を扱ってきました。

現在SNSの普及もあり個人で活動するアーティストも多くその全貌を掌握するのは難しくなってきていますが、伊勢丹新宿店では美術の裾野を拡げるべく若手、中堅作家の作品を精力的に紹介しています。

 昨年、伊勢丹新宿店アートギャラリーで開催されたK4展には、友禅染の石井亨、ファッションフォトグラファーのpiczo、彫刻家の宮原嵩広、コンセプチャルアートの山田周平が参加しました。

各ジャンルで活躍されている4名の多様な表現が集まることによって、好評を得たこのK4展を継承しながら新たに企画展「Magicians encounter」が企画されました。

「Magicians encounter」はアーティストが作家を選定し新たな文脈で展覧会を構成するという試みですが、前回のK4展に参加いただいた彫刻家の宮原嵩広にディレクションによって、宮原嵩広、山田周平、杉山有希子、大竹寛子、有賀慎吾の5名の作家による展覧会が開催されました。

ISETAN