2025年 5月 10日TRAVELING FOR ART
PAT IN KYOTO PRINT TRIENNALE
京都市京セラ美術館にて「PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ」が開催されています。
激動する世界情勢は政治や経済のみならず、アートにも大きな影響を与えています。
高度なデジタル技術により、イメージの複製や印刷技術は常に進化し続けており、NFTや生成AIによる作品への介入についても議論を呼び起こしています。
今日の現代版画は、伝統的な版画技法から写真や映像による空間表現にまでまたがる豊かな表現領域として独自の存在感を示しています。
第4回「PATinKyoto京都版画トリエンナーレ」2025では、変容する世界情勢の中で真摯に現実と向き合い、多彩なメディアを取り込みながら創作活動を展開してきた17人の作家による作品を紹介しています。
複数コミッショナーの推薦制と、広い展示空間の提供を企画の2本柱に、日本の伝統文化としての版画、そして現代の版画表現の豊かさを、文化芸術都市京都から世界に向けて発信します。