2026年 9月 27日TRAVELING FOR ART
SAORI MIYAKE
江戸川橋にあるギャラリー、WAITINGROOMにて、三宅砂織の個展『影色 2』が開催されています。WAITINGROOMでの三宅砂織の個展は、約3年ぶりとなります。
三宅砂織は、物体の影を写し取るフォトグラムや日光で感光させるサイアノタイプ、それらの写真技法をタイムベースドメディアへと拡張した映像作品など、多様な素材や技法を横断しながら、イメージが共有される過程で抽出される「絵画的な像」に関心を寄せてきました。
2023年にWAITINGROOMで開催された個展『Nowhere in Blue』では、サイアノタイプの手法を用いて「どこでもない(ように見える)」風景を生み出しました。
そして、昨年京都のARTROで開催された個展『影色』では、条件によって相対的に知覚される影と色に共通性を見出し、色について探求するサイアノタイプと映像作品を発表しました。
これら2つの個展での試みを引き継ぎながら、さらなる展開を見せるこの展覧会では、ネガポジ反転と調色の手法を用いた新作映像作品と、新作のサイアノタイプ作品を発表しています。
サイアノタイプでは、 デジタルイメージを拡大することで現れるグリッドに実際の植物の影を重ね、さらに手彩色を施しています。
ユニークな手法で「見る」行為の心象性を浮かび上がらせてきた三宅砂織が描き出す、影と色の新たな関係性を見ることのできる機会となっています。







WAITINGROOM
