SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN

天王洲アイルにあるギャラリー、KOTARO NUKAGAにて、アメリカ、ハワイ島生まれのアーティスト、マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホーの個展、「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」が開催されています。

展覧会の会場に入った鑑賞者は、ギャラリーの白い壁の一部が剥がされて作品化されていることにまず驚きます。

この展覧会、「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」では、ホワイトキューブと言われるギャラリーの壁に直接介入するカタチで制作した壁面作品10点によって構成されているのです。

マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホーは、1996年ハワイに生まれ、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)芸術学部にて芸術を学び、2018年に首席で卒業をしました。

その後すぐに、活動の場を東京に移しています。

 

1996年ハワイに生まれのマイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホーはカリフォルニア大学時代に師事したバーバラ・クルーガー、彼女と同時代のアーティストであるジェニー・ホルツァー、そしてローレンス・ウィナーなど「言語」を扱うアーティストから影響を受け、彼らと同じく「言語」を扱うことを表現の中心に据えてきました。

今回の作品は、キャンバスの作品と同時にそれとセットになっているギャラリーの壁面の作品をNFTで購入することができるというユニークな形で販売されています。

KOTARO NUKAGA