CAF Award Exhibition
過去に訪れた海外のアートフェアの紹介や今国内で開催されている展覧会などを紹介するTRAVELING FOR ART、今回は学生対象のアートコンペCAF賞の入選作の展覧会の紹介です。
公益財団法人現代芸術振興財団はより多くの人が文化芸術に触れ豊かで創造性のある暮らしを営むことに貢献したいという目的で株式会社ZOZOファウンダーの前澤友作氏によって設立されました。
その公益財団法人現代芸術振興財団による学生対象アートコンペCAF賞「Contemporary Art Foundation Award Exhibition」のファイナリストの作品展が代官山のヒルサイドフォーラムにて開催されています。
日本全国の高校、大学、大学院、専門学校の学生、および日本国籍で海外の教育機関に在籍する学生などの作品を対象としたCAF賞は学生たちの創作活動の支援や日本の現代芸術の振興を目的に2014年より毎年開催されています。
彫刻家の名和晃平氏など角界から集った4名の審査員が数多い応募作の審査をし入選作を展示、会期中に最終審査を行って展覧会の最終日に各受賞者が発表されます。
応募された作品は絵画、彫刻、映像、パフォーマンス、インスタレーションなど様々でしたが17組の入選作はどれも見応えのある作品ばかりで若い作家の実力には眼を見張るものがありました。
CAF賞は日本の若手作家の支援を目的に2014年より毎年開催されています。
会場入り口に大胆に展示された成島麻世さんの巨大な木彫作品です。
独特な色彩と描き方が印象的な江上越さんの絵画作品です。
細かい線で密度の濃い作品は大塚美穂さんの版画作品です。
独特な色使いとブラシストロークが力強い山田康平さんのペインティングです。
アクリル板にアクリル絵の具で描かれた清川漠さんの抽象絵画です。
様々な素材を用いて作られた高見真由さんの立体作品のインスタレーションです。
堀智史さんの絵画は大胆な構成の絵画の上に黒い線が効果的に描かれています。
「隣り合う人の顔も知らぬまま」というヒラヤマナツホさんのミックスドメディアのインスタレーション。
樹脂で作られた粟坂萌子さんの立体作品はかなり大きなサイズでした。