2021年 2月 08日TRAVELING FOR ART
ICONS
渋谷のキャットストリートにあるファッションのセレクトショップJOUNAL STANDARD店の2階にあるポップアップスペースにて天野タケルの作品展が開催されています。
イラストレーターの天野喜孝氏を父親にもつ天野タケルは画家であり彫刻やグラッフィックデザイン、アートディレクション、映像作家としても活躍しています。
1997年にニューヨークへ渡り版画工房で修行したのち2000年からは東京を拠点に活動を開始して2004年には岡本敏子賞を受賞しました。
丸い目が特徴的なキャラクターで侍や女性のヌードをアニメのような明るい色と線のタッチで描きパリでも展覧会を開催したり近年では日本で展覧会を開催するたびに作品が全てソールドアウトになるほどの人気です。
今回のポップアップ展示ではスプレーを使ったシリーズを多く展示しているほか、コラボレーションしたスウェットや作品集「ICONS」も販売していました。
アートとアニメ、そしてファッションの間を行き来するような独特の作品は若い世代のコレクターに注目されているようですが今後のさらなる活動にも注目です。
紙に派手な色合いのスプレーで一気に描かれた猫や猫を抱く女性の肖像画は独特のタッチです。
アート作品とともにその絵柄をプリントしたコラボレーションのスェットも展示販売されていました。アートとファッションの融合でしょうか。
アート作品がプリントされたファッションアイテムという新しい試みのようです。
階段の吹き抜け部分の壁にはシンプルな線を多用したアニメのような独特なスタイルのペインティングも展示されていました。
TAKERU AMANO