KENICHIRO FUKUMOTO

初台にある東京オペラシティーギャラリー内の展示スペースにてproject N 97として福本健一郎の個展が開催されています。

福本健一郎は、自然や人工の事物のリアルな有様に感応し、そこに積層する悠久の時間や生と死の連鎖を感知して作品にします。

自らもそうした自然世界の断片であるという思いを、独特のイマジネーションを持ちながら、具象と抽象の中間領域で作品制作を行うのです。

それは単なるリアリズムの視点ではなく、ある種のアイデアリズム、なにげない事象の背後に世界の成り立ちの深奥を察知し、そこに表現の着地点を見出そうとする姿勢とも捉えられます。

TOKYO OPERA CITY GALLERY