MIZUO ITO&AYAMI UEDA

都立大学にあるギャラリー、KATSUYA SUSUKI GALLERYにて、伊藤瑞生、うえだあやみによる二人展「風のあと、呼吸の輪郭」が開催されました。

タイトルの「風のあと」は、目に見えないけれどそこに存在する風の跡という形や、風が過ぎ去った後に風を見ようとし、描こうとするような、見る・描く行為を行うときの実在する景色と身体の行為のズレ、ままならなさを指します。

「呼吸の輪郭」とは目には見えない形を意識することで、風と呼吸という部屋の外と身体の内側で起こる目に見えない空気の流れをイメージすることです。

この展覧会は、このように目にする事が出来ない現象の跡を、内からそして外からと様々な視点から絵画を通して探る二人による二人展となりました。

KATSUYA SUSUKI GALLERY