GIFT

KOTARO NUKAGA GALLERYにて平子雄一の展覧会が「GIFT」が2月27日まで開催されています。

岡山出身で今は東京を拠点に活動する平子雄一は2006年にイギリスのウィンブルドン・カレッジ・オブ・アートを卒業しました。

植物や自然と人間の関係性とそこに生まれる様々な曖昧さや疑問をテーマに制作を行うという平子雄一はペインティングを中心に、ドローイングや立体作品、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど幅広い表現手法を用います。

観葉植物や街路樹など人によってコントロールされた植物を「自然」と定義することへの違和感にはじまり現代社会における自然と人間の境界線を作品制作によって追及しています。

ペインティングの他にも立体作品や立体的な平面作品、インスタレーションなど様々な表現方法を持った作家です。

3枚の巨大なキャンバスを組み合わせたペインティングには植物と動物、そして作家の作った木の頭のキャラクターが登場します。

木の頭からツノが生えたキャラクターが花の模様の上着を着て立っている大きな立体作品です。

植物や動物が登場する物語のような小さな絵画作品が壁を覆うように並びます。

KOTARO NUKAGA