TATSUYA HORIMOTO

銀座にある蔦屋書店のGINZA ATRIUMにて“ケモノ美術作家” 堀本達矢の初期~最新作までを収録した作品集「Meet the KEMONO: eye contact」の発売を記念し「Meet the KEMONO」展が開催されました。

堀本達矢がカタカナで表記する「ケモノ」とは、人間以外の動物に人間の感情、感覚、言語、外見、身振りなどを含ませた擬人化表現、もしくは人間に動物のような感情、感覚、言語、外見、身振りなどを含ませた擬獣化表現を指しています。

ケモノは人間社会との関わりが深く、宗教や芸術から始まり、童話や商業、憧れや欲望など、今でも世界の様々な場面で目にしますが、ケモノと人間は切っても切れない関係と言えるでしょう。

幼い頃からケモノに興味と憧れを抱いていた堀本達矢は、自身を含む「ケモノに対する人間の心理」に着目して作品を制作しています。

この展覧会では代表作である「在るケモノ」を含め、鑑賞者に問いかけるようなケモノたちがギャラリースペースに並びました。

GINZA TSUTAYA