FLOWERS BY IRVING PENN
NYに暮らしていた頃からART関連の本や展覧会のカタログなどが好きで買っているうちにいつのまにか色々な本が集まってしまった。 そんな中、僕が記憶している中で最も最初に買った写真集がIrving Pennの「FLOWERS」だ。 アーヴィング・ペンといえば別に写真が好きでなくても名前を聞いたこと...
もっと読む美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」 VOL.1 は「写真がデジタルデータになる以前」です。
もっと読む1981年のことである、アートの教師だったティム・ロリンズはブロンクスにあるSCHOOL52というパブリックスクールのジョージ・ガレゴ校長に呼び出された。 学校に在籍する感情的に問題ありとされる生徒のためになんとアートを使って読み書きを教えるという斬新な試みの授業を任命された。 授業の初日、テ...
もっと読むずいぶん以前の話だが世田谷美術館でアンリ・ルソーと素朴派やアウトサイダー達の作品展が開催されていた。 ルソーの絵は中学の美術の教科書なんかに絶対にあるひとつで、僕の時は砂漠で眠るジプシーにライオンが近寄る不思議な絵があったのを覚えている。 その後、この絵の本物にニューヨーク近代美術館(MOMA...
もっと読む誰でもいいから好きな画家になれるとしたらどの画家になりたい?なんて考えてみる。 やっぱりピカソ?でも、女性問題で大変そうだ。 ゴッホは気が狂ってしまう。 ウォホールはSTUDIO54とかファクトリーとかとにかく楽しそう! でも、社交界に疲れしてしまうかも? そう考えるとアーティストって皆それぞ...
もっと読むBOB ROSSというアーティストを知っている人はいるだろうか?アフロヘアの白人のおじさんである。彼はアメリカで大衆向けに生産販売されていた安い油絵の絵画作品などでよく使われる典型的かつ、量産型的な油絵技法の伝道師だ。 80年代にアメリカに住んでいた頃に彼の絵画教室のテレビ番組をたまに見かけて...
もっと読むアンディー・ウォーホルによる写真と文章の本「AMERICA」を買ったのはまだNYに住んでいた頃だからもうだいぶ昔のことだ。ウォーホルといえば誰でも知っているほど有名なポップアートを代表するアーティストである。 以前に六本木の森美術館で展覧会も開催されていたので多くの若者も20年以上前に他界した...
もっと読む1990年に幕張メッセでPHARMAKON’90という大規模な現代アートの展覧会があった。これはその時のカタログだ。 こんな贅沢な展覧会はきっとバブルの時代だったから実現可能だったんじゃないかと思いながら久々にページをめくり中を見てみる。 1990年といえばもう大昔のこと、カタログを見ながらこ...
もっと読む1980年代、ニューヨークのアートシーンにはユニークなペインターが続々登場した。 ジャン・ミッシェル・バスキア、エリック・フィッシェル、ジュリアン・シュナーベル、フランチェスコ・クレメンテ…それぞれが独自に強烈なイメージを描き次々と話題を提供した。 ギャラリーもソノベンやリオ・キャステリといっ...
もっと読むパウル・クレーは美術の教科書に必ず出てくる有名なアーティストだ。 だが、最初は彼のペインティングや水彩のような色物の作品しか知らず、それらには正直ピンと来なかった。 その後、彼について知ったのも、例えば彼がバウハウスで教えていたとか、そんなところだった。 はっきり言って今でも彼のアートの真髄み...
もっと読むアーティスト達のスタジオにフォーカスした写真集「The Artist In His Studio」を書店で見た時にすぐに購入したいと思った。 その本には、印象派の父といわれるセザンヌのスタジオ(アトリエ)から始まり、マチス、ピカソ、シャガール、レジェ、ブランクーシ、ドゥビュッフェ、アルプ、ミロ...
もっと読むピカソの絵が好きだ!そういう人がこの世には実に多いから彼の絵は何億円もするのだが、もちろん僕にはそんなの買えないのでもっぱら美術館で実物を見て感心するばかりだ。 初めてニューヨークに行った時、まだゲルニカがニューヨーク近代美術館にあったのを覚えている。 その何年か後にスペインのプラド美術館に返...
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